加熱溶解タンク
- 加熱溶解750Lタンクミキサー
- 加熱溶解1,200Lタンクミキサー
- 加熱溶解1,300Lタンクミキサー
加熱溶解タンクは、熱をかけて常温では固形の原材料をPPGや可塑剤に溶解するために使用します。
混合用タンク
- 混合用2,000Lタンクミキサー
- 混合用2,000L真空タンクミキサー
- 混合用2,000L二軸タンクミキサー
- 混合用タンクは、タービン型ブレードを装着し、高速回転させる事によりせん断作用を起こさせます。
それにより低粘度から中粘度の流動性のある液体や、固体(粉体)と液体との混合物によってなる粘性体の混合、撹拌、分散に使用します。 - 真空タンク(⑤)は真空減圧操作が可能で脱泡が出来ます。
又、タンク付属のジャケットを使用すれば加熱操作が可能で、熱を加える反応工程やある程度の脱水が出来ます。 - 二軸タンク(⑥)はタービン型ブレードに加え、バタフライミキサーがついているタンクになります。主にウレタン防水硬化材の 製造に使用しています。
プラネタリーミキサー
- プラネタリーミキサー
- プラネタリーミキサー用ラムプレス
- プラネタリーミキサーは、2本の枠型ブレードで構成されており、遊星運動(プラネタリー運動)によりブレード相互間及びブレードとタンク内面の精密な間隔によって生まれる強力なせん断力が作用し、固体(粉体)と液体の撹拌、混練、分散に優れた性能を発揮します。
- タンクは交換式なのでスペアータンクを用意して作業の合理化を図れます。
- 製造品の排出はラムプレス(ラム式高粘度押出装置※⑧)を使用して行います。
- 真空減圧操作が可能で、脱泡やある程度の脱水が出来ます。
- タンクにジャケットを装備しており、加熱・冷却が可能です。
3本ロール
- 供給ロール(後列) 中央ロール(中列) 最後ロール(前列)
- 手締めハンドル 回収用エプロン(ドクター)
- 3本ロールミルは回転数の異なる3本のロールから構成されており、分散のメカニズムはロール間圧力を利用した圧縮作用と、速度の異なるロール間でのせん断作用により分散を行うものです。
- 分散工程は、まず内向きに回転し、接触・加圧する供給ロール(後列※⑨)と中央ロール(中列※⑩)の間に材料を投入します。
材料は2つのロールに押し潰され(圧縮)、異なる速度比で引きずられ(せん断)、微粒子化します。
中央ロールに付着した材料は一番最後のロール(前列※⑪)に接触・加圧すると前ロールに移転され、掻き取り刃(スクレーパー)を前ロールに押し付けて、前ロールに転移した材料を掻き取ります。
掻き取られた材料は回収用のエプロン(ドクター※⑬)に流れます。 - 製弊社の3本ロールミルは水平ロール配列で、ロールの加圧方法が手締めになります。
- 弊社では、トナーの分散、製品の脱泡及び充填で使用しています。
製造設備 一覧
加熱溶解 | 1300ℓタンクミキサー 1基 |
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1200ℓタンクミキサー 1基 | |
750ℓタンクミキサー 2基 | |
ボイラー(最大圧力1MPa) | |
混合 | 2000ℓ二軸タンクミキサー(SS) 2基 |
2000ℓ二軸タンクミキサー(SUS) 1基 | |
2000ℓ真空タンクミキサー 2基 | |
1000ℓ真空タンクミキサー 1基 | |
2000ℓタンクミキサー 2基 | |
ディゾルバー 3基 | |
オープンタンク(100~1000ℓ) 10基 | |
混練、分散 | プラネタリーミキサー 1基 |
600ℓプラネタリー専用タンク 2基 | |
ロールミル(3本ロール) 2基 | |
荷造、運搬 | 半自動充填機、ポンプユニット |
その他 | 自動包装機、フォークリフト、保温室(17m²) |